屋上を遮熱シートで覆う省エネ新工法

屋上用冷えルーフ

屋上表面は、夏20℃以上涼しく、冬5℃以上暖かくなります。

屋上用冷えルーフ

防水工事だけでは、暑さ、寒さの改善は難しい。
施工費の減価償却は7~8年で可能
施工300㎡ 工期3~4日

屋上用冷えルーフのメカニズム

  1. 冷えルーフ遮熱シート工法は、屋上に日陰をつくり、穴加工の空気層で、熱橋を防ぎ、耐風圧負圧荷重を低減する。
    夏、屋上温度は20℃以上下がり、冬、放射冷却を防いで保温する。

屋上用冷えルーフの特徴

  • 屋上が日陰効果で夏涼しく、冬暖かい。

    屋上をシートで覆うことで傘をさした状態となり、屋上表面温度は、日射を防いで夏は20℃以上下がり、冬は、放射冷却を制御し、5℃以上の保温効果がある。

  • 室温が1℃下がれば、エアコンの電気代は、 10%以上削減可能。

    建物の窓、断熱構造により、一概には言えませんが、室温が1℃下がれば、エアコン設定温度も1℃以上下げられますので、電気代は10%以上の削減効果が期待できる。

  • シートに穴加工をすることで、風圧負圧荷重 が大幅に低減。これにより風速40m/sまで 使用可能。

    シートの穴加工により、シートへの負圧荷重が低減し、耐風圧性が大幅に向上。シートの耐久性は、すでに金属折版で18年以上の実績があり、ウェザーメータテストでは27.5年の長寿命が確認。

  • 穴加工は熱橋の発生を防ぐ。

    シートの穴は熱橋を防ぐ効果があります。穴が無い場合、シート内に熱がこもり温度を増幅しますので、これを防いでくれます。

  • 紫外線をシートで遮断し、防水層、コンクリー ト層の劣化を最小化。

    紫外線は、防水層、コンクリート目地などあらゆる箇所の組織を分解し劣化させます。遮熱シートでそれらを覆うことで劣化進行を遅らせ、建物の長寿命化に貢献します。

  • コンクリート、既存防水層屋上に痛めること なく施工可能。

    20kgの基礎石に遮熱シートを固定する工法なので、既存防水層を痛めることがなく施工可能。

施工写真

材料搬入

基礎石・固定金具

シート固定

施工後写真

温度測定データ

測定箇所

◆防水層表面は冷えルーフシート有りと無しの温度差が、最大26.3℃、20℃以上は下がる。

◆夏、冬特定日の温度変化


測定データ※最大 8/21 7:14:21直達日射あり2023.5.17 2024.3.31 測定データ

  冷えルーフ
シートなし日射部
屋上表面温度
冷えルーフ
シート下屋上
表面温度
室内温度 室内湿度 天井内温度 外気温度 日射部と
冷えルーフ
下屋上
表面温度差
気温と
冷えルーフ
シート下屋上
表面温度差
単位 %
区間平均 22.06 19.57 23.46 51.06 23.6 16.6 2.49 2.98
区間最大 72.3 48.3 36.87 80.47 36.3 41.93 29.2 ※25.22
区間最小 -3.6 1.1 11.74 16.26 11.1 -5.97 -9.6 -4.53

※最大8/21 7:14:21 直達日射あり

風速測定データ

測定箇所

冷えルーフシート上と下の風速差は殆どなく、シートへの耐風圧の負圧荷重がかからないことを示している 。

*負圧荷重:シートが上方向に引き上げられる力。正圧:上から下への力。

強風特定日の風速変化

測定データ 2023.5.17~2024.3.31測定データ

冷えルーフ下風速 冷えルーフ上風速 冷えルーフ上/下 風速差
単位 m/s m/s m/s
区間平均 0.5 0.61 0.11
区間最大 11.05 21.63 10.58
区間最小 0.01 0.06 0.05

計測設定

データロガー GL-220 設定一覧 aa
信号名 アンプ センサ 入力
CH1 風速シート下[m/sec] Ongwan WIND SENSOR DC
CH2 風速シート上[m/sec] Ongwan WIND SENSOR DC
CH3 シート上温度[℃] K型熱電材 TEMP
CH4 シート下温度[℃] K型熱電材 TEMP
CH5 室温[℃] RHT-30-01温湿度センサ DC
CH6 室内湿度[%] RHT-30-01温湿度センサ DC
CH7 屋下温度[℃] K型熱電対 DC
CH8 室外気温[℃] TRHMJ-303 DC
測定間隔:1min USBメモリに記録保存

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